1/22まで「北九州国際漫画祭2022」開催中


年末年始の恒例となりました「北九州国際漫画祭」。今回で第7回を迎えます! 
「アジアの玄関口」として古くから栄えた北九州市の歴史風土と、国境を越えてグローバルに広がる漫画というメディアの特性をふまえ、「漫画を通じた国際文化交流」をテーマに、複数の展示やイベントを複合させ、毎年、冬季企画展として開催しています。
2022年は、台湾における貸本屋と漫画の歩み100年を振り返る「台湾漫画史不思議旅行」をメイン企画とします。さらに、九州・中国地方を拠点に活動する漫画家の作品展「海峡マンガ合戦2022」、北九州市漫画ミュージアムの主催事業である「北九州国際漫画大賞」の受賞作品展もあわせて開催いたします。 

北九州国際漫画祭2022
北九州市漫画ミュージアム 5階 企画展示室
会期:2022年11月26日(土)~2023年1月22日(日)
開館時間 11:00~19:00(最終入館18:30)
休館日 毎週火曜日、年末年始(12/31~1/3)
入館料 一般200円、学生・高校生以下無料
《以下の場合、企画展入館料無料》
※当日の常設展チケット(一般:480円)の提示者
※年間パスポート提示者※学生証提示者(大学、短大、専門学校、高専等)
※療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添人(付添人については1名まで。なお、身体障害者の付添人は、当該身体障害者手帳の等級が1級~4級までの場合に限る)。
《以下の場合、企画展入館料2割引》
※市内及び下関市・福岡市・熊本市・鹿児島市在住で65歳以上であることが確認できる方

■展示・イベント詳細■

展示①台湾漫画史不思議旅行ー貸本屋さんと漫画の100年ー
共催:国立台湾歴史博物館、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
台湾における貸本屋(有料の書籍レンタル店)の歴史変遷を中心に、どのような漫画が読まれ、流通し、制作されてきたのかを一望する展覧会。
「貸本屋」は日本では江戸時代から存在し、戦後から1960 年代初頭に活況を呈したのち衰退していきます。台湾における貸本屋は、1895年に始まる日本の植民地支配時代に端を発し、おおよそ日本と同様の歴史をたどるのですが、そこで流通していた漫画を見ると、日本統治の影響など、台湾の社会的・政治的な変動が色濃く表れています。たとえば統治時代、同時期日本で親しまれていた「のらくろ」や「冒険ダン吉」が台湾でも読まれていたことが分かっています。時代が下り、政府による検閲制度が強化された60年代に入ると、海賊版の日本漫画が大量に出回りました。92 年に著作権法が改正されて以降は正規の単行本が流通するようになり、台湾の描き手による漫画作品も増加していきます。このように、台湾貸本屋と漫画の歩み100年を振り返ることは、つまり台湾の100年の歴史を振り返ることでもあるのです。本展では、展示するさまざまな資料や映像を通して、台湾と日本の共通点と相違、そして現代の台湾における漫画文化の独自の発展をお伝えします。


展示② 第7回「北九州国際漫画大賞」受賞作品展
協力:㈱講談社、㈱西日本新聞社、asianbeat FUKUOKA, JAPAN、㈱COLT
漫画ミュージアムが主催する「北九州国際漫画大賞」は、毎回、1,000作品を超える作品が国内外から寄せられ、4コマ漫画の国際コンテストとして定着しています。今年は「ジャンプ」を共通テーマに、世界33の国・地域から寄せられた1,193点の4コマ漫画作品から、一般部門・ジュニア部門の受賞作品を紹介します。

展示③日本漫画家協会 九州・中国ブロック合同展
海峡マンガ合戦2022 共催:公益社団法人日本漫画家協会 九州ブロック・中国ブロック
九州・中国地方を拠点に活躍する漫画家・漫画原作者が集結し、多様な作品を発表する作品展。作家のおすすめスポットやグルメ、その土地に紐づく思い出などをテーマにした「地元いちおし」コーナーも設けます。
参加作家(五十音順 、 敬称略)
井上のぶひろ、岩本しんじ、ヴァンサン・ルフランソワ、うえやまとち、海猫屋、キクチマサフミ、鈴見敦、関よしみ、宗俊朗、高木みねよ、田島隆、遠野かず実、とだかづき、なかはらかぜ、萩岩睦美、畑たいむ、文月今日子、もとむらえり、もりせいちる【計19名】


上記は取材日時点の情報です。

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